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ゴールデンクロスと騰落レシオを使う

ゴールデンクロスは「買いのサイン」

株価のチャートの分析には様々な種類がありますが、その中でも代表的な「ゴールデンクロス」です。ゴールデンクロスとは、株取引のトレーダーならば、誰もが知っている「買いのサイン」です。覚えておいて絶対に損はありません。
まず、ゴールデンクロスというのは期間の異なる長期移動平均線を、短期移動平均線が下から上へ突き抜け交差する現象のことをいいます。こういったゴールデンクロスの発生は今後の株価の上昇の前兆・シグナルと言えます。
ちなみに、移動平均線とは過去のチャートを25日線、75日線など一定の期間で平均化したグラフのことです。株価の分析には欠かせない指標なので覚えておいてください。

ゴールデンクロス発生の図

「デッドクロス」は売りのサイン

ゴールデンクロスとは対極のデッドクロスという現象もあります。デッドクロスとはゴールデンクロスとは逆に短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜け交差する現象をいいます。デッドクロスは今後の株価の下降の前兆・シグナルと読み取れます。

ゴールデンクロスの注意点

しかし、この2つのクロスポイントについて、多くのアマチュア投資家が誤解をしている可能性があります。「ゴールデンクロスが発生すれば、その銘柄を買えば利益が上がるか?」と、誰もが考えてしまうのです。しかし、株価の変動はそう単純なものでもありません。
ゴールデンクロスは分かり易く広く知られているために、その発生を事前に予想することはわりあいに容易です。したがって、ゴールデンクロスの発生を読み取った投資家が 事前にその銘柄を買い込んでいるケースが多く見られます。
その後、予想通りゴールデンクロスが発生したとします。その結果、株価の上昇を期待した投資家の買いが集まったと場合には、事前にゴールデンクロスの発生を予期していた投資家にとっては、その上昇局面こそが絶好の利益確定の売り場になってしまいます。

逆に下落を招く結果にもなる

そうなると株価の上昇は一旦とまりまる。勢いよく突き抜けるはずだった短期移動平均線の角度が鈍るのです。すると株価上昇を期待していた投資家は狼狽売りに入るかもしれません。ゴールデンクロス前に買った投資家の利益確定売りと発生後に買った投資家の狼狽売りに加え、株価の急落を見込んだ空売りが参入してくれば、ここから大幅な株価の下落が始まってしまう可能性も考えられます。
以上のようなケースも考慮してゴールデンクロスだけに頼るのではなく、いくつかのチャートを複合的に分析することを心掛けましょう。

市場の過熱感を測る「騰落レシオ」

株価というものは、日本企業の業績の良し悪しはもちろん、世界の株価の推移や為替、原油の値動き、国内や国外の政治の動きなど、様々な要因によって日々変動しています。そのような変動の中で、現在の株価が高く買われ過ぎで加熱し過ぎているのか。あるいは安く売られ過ぎているのかを判断するためのひとつの指標が「騰落レシオ」です。

2つの騰落レシオを使い分ける

騰落レシオには5日騰落レシオと25日騰落レシオがあります。5日騰落レシオは短期的な過熱感を計る指標として使われます。そして、25日騰落レシオは中期的な過熱感を計る指標です。特に25日騰落レシオが市場の動向を計る指標として重要視されます。

騰落レシオの使い方

騰落レシオの計算方法は 「値上がり銘柄数÷値下がり銘柄数×100%」
で計算され、値下がり銘柄数に対する値上がり銘柄数の比率で算出されます。

騰落レシオ計算法

5日騰落レシオならば
「5日分の値上がり銘柄数÷5日分の値下がり銘柄数×100%」
で計算され、25日騰落レシオならば

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