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複数の証券口座を使い分ける

複数口座は今や常識?

日本証券業協会の「インターネット取引に関する調査結果(平成22年9月末)について」によると、平成22年9月時点で日本のインターネット取引口座の中で有残高のものだけで1121万口座となり、ますます増加の一途をたどっています。ただし、ネット取引をする個人投資家が1121万人もいるわけではなく、1人の投資家が複数の証券会社に口座を持っている場合が多いようです。 オンライントレードができる証券会社では、口座開設料や口座維持管理料を無料にしているところがほとんどです。つまり、口座を開設するだけならタダ。そのため、自分にぴったりの証券会社が見つかるまで何回も乗り換えたり、1人でいくつもの証券会社を使い分けるといったことがカンタンにできるわけです。

サーバダウンの場合も対応できる

サーバダウンの場合も対応できる証券取引はタイミングが重要となります。そして、インターネット上ではいつ何が起こるかわかりません。特にオンライン取引の場合、証券口座をひとつしか開設していなければ、その証券会社のサーバがダウンした時には取引をすることができません。しかし他の証券会社にもいくつか開設しておけば、そのようなときでも別の口座を使って取引をすることができます。つまりサーバダウンのリスクを減らすことができるのです。

サービス内容や手数料によって使い分けている

証券会社の株取引口座というのは銀行の口座とよく似ており、いくつ持っていてもいいのです。そして、証券会社は顧客獲得のため熾烈な価格・サービス争いを繰り広げています。口座を開設するだけで、詳細で専門的なデータを得られる分析ツールがタダで使える証券会社もあります。こういったサービスはユーザーにとってはうれしい限りです。例えば、会社四季報の中身を無料で調べることができたり、高性能の投資ツールも無料、日経テレコンも無料で使える口座もあるのです。本来有料のものが開設しているだけで使い放題です。お金をかけなくても有用な情報は、手に入れられます。

さらに、複数口座を開設することによって、ある証券会社には自分の投資したい商品がない場合でも、ほかの証券会社で取り扱っていることがあります。 また、株の場合はある証券会社では取引手数料が安いが、投資信託の場合は別の証券会社が安いというように、取引によって使い分けが可能となります。実際の取引に関しても、手数料が安い会社の口座で取引をして、パソコンが使えない日については逆指値注文が利用できる口座を利用して自動売買。小額の取引の場合には、20万円以下の取引手数料が無料になる口座を利用するといった方法で、あちこちのメリットばかりを利用して、手数料を上手に使い分けて節約をするというのも一つの方法です。

このように、複数の口座を持つことのメリットは、かなり幅広いものがあります。そして、開設料や管理料が無料という証券会社がほとんどです。開設しても特にデメリットはないと思われます。実際、複数開設しているという人も珍しいことではありません。むしろ気になる証券会社の口座は、開設しておいたほうがいいでしょう。

税務申告上はちょっと複雑になる

税務申告複数の口座を持つと不便なこともあります。それは税務申告上の問題。源泉徴収のある特定口座のメリットは確定申告の手間が省けることです。しかし、源泉ありを利用していても1つの口座では利益、もうひとつでは損失であった場合、確定申告をすれば税金が還付されます。源泉ありで確定申告が必要ないのは、すべての口座でプラスであるときだけです。取引は一口座に集中し、情報収集のために口座開設をしておくと源泉ありのメリットが最大限に受けられます。

特定口座源泉ありの口座で出た利益は、確定申告をする必要はありません。一般口座と特定口座源泉なし、のどちらかに利益がある場合にも、確定申告をする必要があります。源泉あり、源泉なし、一般どれであっても年間収支がマイナスであれば損失を3年間繰越できるので確定申告をした方が結果的に得になります。

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